english

APICS

SCORモデル

〈SCORモデル:The Supply Chain Operations Reference (SCOR®) model〉

APICS

SCORモデルは、サプライチェーンのオペレーションを6つのプロセスタイプで表現するプロセス参照モデルで、あらゆる産業でグローバルに使用できる汎用モデルです。
Plan, Source, Make, Deliver, Return, Enableのプロセスを“ビルディング・ブロック”のように組み合わせることで、End-to-Endのサプラチェーンを簡単に可視化することができます。
世界中の多くの企業が、サプライチェーンのプロジェクトにおける基本ツールとして、共通言語として、SCORモデルを活用しています。

プロセス定義

SCORモデルは、サプライチェーンのオペレーションを、「計画プロセス」「実行プロセス」「イネイブルプロセス」の3つのプロセスに区分し、その内容を6つのプロセスタイプ(Plan, Source, Make, Deliver, Return, Enable)として定義しています。

◆計画プロセス: Plan
◆実行プロセス: Source, Make, Deliver, Return
◆イネイブルプロセス: Enable

SCORモデルは3階層の詳細レベルで定義されています。
上記プロセスタイプはレベル1の階層で、その内容に応じてレベル2(プロセスカテゴリー)に分解され、さらにレベル3(プロセスエレメント)へと細分化されます。

【計画プロセスの例】

計画プロセスの例


メトリクス

SCORモデルでは、サプライチェーンを評価するメトリクス(評価指標)を、5つの観点で定義しています。

サプライチェーンを評価する5つの観点(Performance Attributes)とレベル1メトリクス

◆信頼性(Reliability):Perfect Order Fulfillment
◆応答性(Responsiveness):Order Fulfillment Cycle Time
◆俊敏性(Agility):Upside Supply Chain Flexibility など
◆コスト(Cost):Total Cost to Serve
◆資産効率(Asset Management Efficiency):Cash-to-Cash Cycle Time など

メトリクスもプロセスと同様に階層構造で定義されています。
例えば、信頼性のメトリクス
RL.1.1 - Perfect Order Fulfillment ・・・レベル1メトリクス
  RL.2.1 - % of Orders Delivered In Full ・・・レベル2メトリクス
    RL.3.33 - Delivery Item Accuracy ・・・レベル3メトリクス
    RL.3.35 - Delivery Quantity Accuracy
  RL.2.2 - Delivery Performance to Customer Commit Date
    RL.3.32 - Customer Commit Date Achievement Time Customer Receiving

ベンチマーキング

SCORモデルのメトリクスを用いることで、サプライチェーン・パフォーマンスのベンチマーキングが可能です。
APICS SCCはメンバー向けベンチマーキングサービス「SCORmark」を提供しています。
SCORmarkの詳細は、APICS SCCのウェブサイトをご参照ください。
◆SCORmarkの詳細◆(APICS SCCウェブサイト※外部サイト)

プラクティス

SCORモデルでは、サプライチェーンにおける各種の実行方法、施策、ソリューションなどを「プラクティス」として取り上げ、各プラクティスとプロセスおよびメトリクスの関連性が分かるように体系的に分類整理されています。これによりSCORを用いることで、サプライチェーンのプロセス記述~パフォーマンス測定~施策の立案~導入・実行といった一連の活動に一貫性をもって取り組むことが可能となります。


SCORの入手には、APICS SCCへの入会が必要です。
詳しくは弊社までお問い合わせをいただくか、APICS SCCのホームページをご覧ください。
◆弊社へのお問合せはこちら
◆APICS SCCホームページ(外部サイト)

※SCORモデルによる改革活動ハンドブック
サプライチェーン・エクセレンス